3日前はクリスマスでしたね。

我が家の娘2人はまだサンタさんが居ると信じています。
というか、ママにそう信じ込まされています。
今年のクリスマスイブの夜も各々が欲しいプレゼントを書いたサンタ宛ての手紙を準備。
ツリーの前において寝ます。

妻は前もって買ったプレゼントを押し入れに隠しておいて、2人が寝た後に枕元に置くんですね。
翌朝起きると枕元にプレゼントを入れた袋が置いてある。
やっぱりサンタさん今年も来てくれたんだー。
毎年おなじみのパターンです。

何でも彼女が小学生のころ両親がそうしてくれてクリスマスが楽しみで仕方無かったそうで、同じ思いを娘たちにも味あわせたいのだとか。
そんなわけで妻は大事な仕事があるのでクリスマスイブだけはえらい夜更かしになります。

今年のプレゼントは、電気スタンド、UNO、そしてパイの実でした。
去年のプレゼントは、パズルゲーム、クレヨンセット、そしてパイの実でした。
理由こそ聞いてませんが、毎年妻チョイスのプレゼントにパイの実が入るのです。
娘たちも心得ていて、欲しいおもちゃの種類は毎年変われどもパイの実だけはサンタ宛ての手紙のリストに入れます。

去年のクリスマスイブはこのお約束品のパイの実のせいで酷い目にあわされました。

12時ごろ。寝室に入ってぐっすり眠りについていたところでした。

ねえ。ちょっと。ちょっと。起きてよ。
いきなり妻に起されて訳も分からない僕。

妻は僕が起きたのを確認するとこう言ってきたのです。

パイの実買ってきてくんない?

はっ?

3日前に買って押し入れに隠しておいたパイの実がない。
だから急いて買ってきてくれというのです。

他にもプレゼントあるからいいじゃないか、とかいうのは受け入れてもらえません。
しぶしぶ僕は服を着替え、近所のコンビニにパイの実を買いに行ったのでした。

去年行方不明になったパイの実2つ。
もう賞味期限は切れてるけど家の中のどこかにあるはずです。

長女が来年は9歳になります。いろいろわかってくる。サンタイベントも今年で最後かもしれませんね。