この10年ほど某区の一戸建てを借り住んでいます。
だいぶ手狭になってきたので引っ越しを考えています。

仕事をしてる者にとって通勤時間は無駄以外の何ものでもありません。
「先生と呼ばれて」の山本さんが、何回か前のコラムで、仕事場に寝泊まりしてるなんて仰ってましたが、その気持ちよくわかります。
そういえば、邱先生も通勤時間20分以内のところに住むって言ってたな。

僕の場合、提携先の事務所が赤坂にあるので、
少なくとも週に3~4回は自宅から赤坂まで出勤しなくちゃならない。今の住まいからだと赤坂まで1時間ぐらいです。

引っ越すなら通勤が楽な場所に、なんて思うわけです。
広尾とはいかないまでも、せめて乗り換え無しで通勤できる沿線には住みたいわけです。

そうすると妻と利害が対立するわけです。

子供を持ってる女性は、地域のコミュニティとの結びつきが強くなります。
子供が幼稚園や小学校に行けば、気の合うママ友もできます。

今までの付き合いをご和算にして新しい場所でやり直すなんてのはありえないわけです。

そんなわけで、
今住んでいるところの近辺で
少し広めの賃貸マンションを探し始めました。

分譲じゃなくて賃貸です。

アベノミクスで資産インフレになる、だからマンション買うなら今、なんて声もちらほらききますが、今のところうちはずっと賃貸でいいかなと思っています。

実は、
過去に一度だけローン組んでマンションを買おうと考えたことがあります。
そのときは申込みをしたんですけど結局買わなかった。
抽選で外れて買えなかったんですね。
振り返ってみると、あの時買い損ねて本当に良かった。
人生の分岐点だったなと思います。

この話の続きは次回。