最近英語の発音訓練に入れ込んでいます。
北米英語の発音指導に特化した講義をしている学校が職場の近くにあるのです。
たまたまネットで見つけたのがきっかけで通い始めたのですが、
かれこれもう半年。
2週間に一度の講義に行くのが待ち遠しくて仕方なくなっています。
何度も挫折を繰り返してきた僕の英語学習の歴史。
今度こそは、との淡い期待をもちながらこつこつ訓練に励んでおります。
まさに学び直しといったところです。
この学校の先生が最も強調されること。
それはシュワと呼ばれる音の重要性です。
シュワ。アルファベットで書くとSCHWAです。
eのひっくり返った発音記号といえば、ああ、あれかと思い浮かぶのではないでしょうか。
曖昧母音とも呼ばれます。日本人には「う」と「あ」の中間のような音に聞こえます。
先生によると、英語のネイティブスピーカは、早口でしゃべるときは、アクセント箇所以外の母音は全てシュワにするんだそうです。
例えば、誰でも知っているinterestingという単語。カタカナで書くとインタレスティングです。
この単語のアクセントは最初の「i」にあります。早口になると、その後の母音は全てシュワに変化する。
無理やり日本語の発音っぽく書くと「いならさたん」という感じでしょうか。1つ目の「t」と最後の「g」を発音しないのにも理由があるのですがそこは省略。
要するに、ネイティブスピーカにとってはアクセント箇所以外の母音はどうでもよくて、子音とアクセント箇所の母音によって相手の話を認識しているってことなんですね。
へええ。この説明を最初に聞いたときはほんとに目から鱗が落ちる思いでした。
数年前にNHKで放送された坂の上の雲。
この劇中に、英国人が古物商(蛭子能収)に難癖をつけて痛めつけているところに居合わせた真之(本木雅弘)がこんな言葉を叫んで英国人を凹ませるシーンがあります。
English gentlemen are philanthropic,
assisting the weak and striking down the strong.
English gentlemen detest all unfairness and fight for justice
while showing great respect for the law.
このシーン。モックンが「いくらなんでもアクセント強すぎじゃね?」ぐらいに強いアクセントをつけて発音していたので記憶に残っているんですね。
思うに、当時(明治時代)は英語なんて日本に全然入ってきてなかったから、英語の学習者は、外国人の先生が、「いいーんぐりしゅ」とか「じぇーのるまん」というようにアクセント箇所の母音をとっても強く発音したらそれをそのまま真似たんでしょうね。
恥ずかしいなんて感情は全く持たずに。
いまになってみて初めて、この「アクセントを強く」というのが英語の初歩の勉強においてきわめて重要なんだということが分かります。
幸か不幸か、現代の日本には和英語があふれています。
留学でもしない限り、「和英語」を「英語」に切り換えなくちゃ全然伝わらないことさえ自覚できない。
これが日本人の英語下手の一番の理由なのかもしれません。
第49回 アオリイカ
アオリイカ釣りにチャレンジしてきました。
今回もいつもの釣り船屋さんにお世話になります。
集合場所は鳴門の港。
集合時間は朝6時。
もう結構さむいですね。
乗船者は我々2人のほか地元徳島のおじさん3人です。
釣りを嗜むようになったのは徳島での活動をはじめた半年前から。
僕も今回一緒に来た同僚もまだまだ初心者です。
前回の釣物は鯛や鯵だったのですが今回はアオリイカ。
初めてです。
一緒にいった同僚もちょっと興奮気味。
アオリイカ用の仕掛けは針が2つついています。
1つ目はJ字状のもの。餌の豆アジの口につけます。
2つ目は落下傘状に8つの針が広がったもの。豆アジの背びれの後ろにつけます。
針をつけたら豆アジを海に放って泳がせます。生餌というやつです。
アオリイカは豆アジを上から襲うので、背中の針に引っかかるのです。
言葉で説明するのは簡単ですが、やってみるとこれが難しい。
仕掛けの2つの針は、J字状針→落下傘状針の順につけるのですが、アジを握ると暴れるので2つ目の針をなかなかつけられない。
そこで戸惑っていると直ぐに弱ってしまうので海中で元気に泳いでくれません。
引きがあったらリールを一気に巻きあげるのですが、
アオリイカ用の針は返しがないので巻き上げがちょとでも緩むと針から外れてしまいます。
朝の6時から午後2時まで頑張ったのですが、坊主(釣果0匹)でした。
きみたち東京から来たのかい?
残念だったな。懲りずにまた来なよ。
アオリイカ8匹を釣り上げたおじさんたちから慰めの言葉が。
悔しいですね。
次の徳島出張は来年の春ごろ。
しっかり勉強してリベンジします。
第48回 留守番
家族旅行に行ってきました。
行先は山奥のバンガロー。
清流あり。
美味しい料理あり。
楽しい人との出会いあり。
あっという間の6日間でした。
家族旅行は夏の恒例行事なのですが、
参加者は夫婦と娘達の4人だけ。
毎回自宅でお留守番の方がいます。
飼猫のピッピです。
ピッピについては以前コラムで触れたことがあります。
長女が生まれる前年にもらってきた猫で、御年12歳。
もうおばあちゃんです。
ほったらかしにしていると死んでしまうので
旅行中のお世話を近所のペットシッターさんに
お願いしています。
毎日一回自宅に来てくれて、給餌とうんちおしっこの世話をしてくれるのです。不在中も部屋を汚されなくて済みますし、値段も手ごろ。大変ありがたいです。
旅行を終えて帰宅するとピッピが出迎えです。
机の上にはペットシッターのメモが置いてあります。毎日のペットの様子を書き留めてくれているんですね。
8月23日(日)はれ
玄関を開けたら足元にピッピちゃん。不満気な顔で奥へ。ごはんは完食です。
玄関左におしっこ
キッチン左にうんち
8月24日(月)くもり
今日も玄関でおでむかえのピッピちゃん。少しなでなで。おもちゃで誘ってみるが遊ばず。ごはん完食。
リビング左におしっこ
8月25日(火)くもり
今日は廊下までお迎えのピッピちゃん。ナデナデ。お世話中なぜか、50cmほどの傍に居る。
玄関右におしっこ。
玄関トイレ外にうんち
ごはん完食。
8月26日(水)雨
廊下でお出迎えのピッピちゃん。頭をなでなで。次に背中をなでなですると怒られる。
吐物一か所あり。
キッチン左におしっこ
玄関左にうんち
ごはん完食。
今回はうんちおしっこの失敗がたったの1回!
ピッピにしては、かなり上出来です。
また来年もお願いします。